チャオ ソレッラ! 舞台探訪
● ごきげんよう,ピサ
ピサ中央駅
フィレンツェからは所要1時間,片道4.95ユーロ。ほぼ1時間ごとの運行です。
広場と洗礼堂
ドゥオーモ(Duomo)は,1064年着工。緑色とクリーム色の大理石を用いて縞模様を描く,ピサ・ロマネスク様式。洗礼堂(Battistero)は1153年着工で,完成したのは15世紀になってから。
- 〔写真〕 すごい,本当に傾いている!
- バスは,広場の西側に着きます。広場の入り口(132頁)をくぐると,このように壮麗な光景が見られます。
- 〔写真〕 位置関係図
- ミラコリ広場(Campo dei Miracoli)は全体が芝生に覆われていますが,立ち入っても怒られない場所は限られています。白薔薇さま(志摩子さん)が腰を下ろしていた(127頁)のは,斜塔の北側でしょう。
- ロッカー(136頁)は,売店の隣にある観光案内所の奥にあります
- 有料トイレ(146頁)は,0.30ユーロでした
- バールとかレストランとかが並んでいる通り(147頁)とは,斜塔の南にあるサンタ・マリア通り(Via S. Maria)。
- 〔写真〕 若くてきれいなお姉さん
- 洗礼堂の警備員さん。中で涼んでいたら突然に扉が閉められ,音響効果の実演が始まりました。人が集まっている時を見計らい,気まぐれにやってみせてくれるようです。
- 後ろに見えているのが,「八角形のバスタブのよう」(132頁)と形容された洗礼盤。グイド・ダ・コモが1246年に彫刻を施したもの。白大理石製。
- 〔音声〕 ♪ ロサ・カニーナの即興曲
- MP3形式です(37秒,108kb)。
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ピサの斜塔
斜塔(Torre Pendente)は,ドゥオーモの附属鐘楼として,1173年に着工。高さは,北側55.22m,南側54.52m。293段。最上部は,直立状態から4.1mずれている。作中では恐ろしいところであるかのように描写されていますが,実際にはそれほどではないです。ヴァチカン市国では,屋上に出るために330段を上りましたし。フィレンツェではクーポラを真横から見ようとジョットの鐘楼(Campanile di Giotto)に昇りましたが,こちらは高さ82mで414段ありました。
毎年1mmの割合で傾き続けていたため,1990年以来,立入禁止になっていました。先頃,北側の土台の下の土を取り除いて傾きを40cm戻す工事が行われ,2001年12月より再公開。一回につき入場できるのは30人まで。30分毎の入れ替え制で,入場券を購入すると集合時刻が指定されますす。
- 〔写真〕 紅薔薇のつぼみ,しっぽで斜塔を支える
- 〔写真〕 表面が摩耗して滑りやすい石段
- 柔らかい石を使っているらしく,とんでもなく磨り減っています
- くぼんでいる場所が,左側に寄っているのがお分かりになるでしょうか? 中央に足を乗せようとしても,重力に引かれて着地点がズレてしまうのです。頭を右に傾けながら,ご覧になってください。
- 〔写真〕 おまけに柵もないし
- 「途中,要所要所にあるバルコニーみたいな場所に出る穴」から顔を出してみたところ。
- 〔写真〕 この柵を過信してはいけない
- 一番上の小さい円柱と,二番目の長細い円柱のつなぎ目(139頁)の様子。
- 人間は腰の辺りに重心があります。この柵,いちおう腰の高さまであるのですが…… 写真をご覧になるとわかるように,通路部分を除いて雛壇のようになっているのです。この人のように中央を歩いていて転んだりしたら,転落するんじゃないでしょーか。
- 〔写真〕 まだ,上がありそうだけれど……
- 仲良し4人組はリタイアした場所まで昇ってみました。確かに幅は細いのですが,通路の両側に柵がありますし,水平ではないけれど第2層と違って平面なので,かえって安心感があります。
探求
「遠くに視線を移せば,サッカーグラウンドが見えた」(139頁)とありますが,斜塔の北東方向300mの地点にガリバルディ競技場(Campo Sportivo Garibaldi)があります。
お土産屋さんに売られているTシャツの図柄。いろんなものが斜塔を支えていましたが,某ネズミさんは見かけませんでした。
established: 18/jul/2004
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